言の葉


意味は削除しても構いません。
日本語って美しい…。


朝凪(あさなぎ)

夏の晴れた朝、陸風と海風が入れ替わるとき風が止むこと。夕方にも同じ現象が見られ、「夕凪」という。


油照(あぶらでり)

夏の薄曇りで無風の、じっとりと汗ばむような蒸し暑い天気。


泡雪(あわゆき)

泡のように柔らかく消えやすい雪。


一縷(いちる)

1本の糸。ごくわずかであること。ひとすじ。


薄氷(うすらい)

冬が過ぎ、水面をかろうじて覆っている薄い氷。


泡沫(うたかた)

水面に浮かぶ泡。はかなく消えやすいもののたとえ。


空蝉(うつせみ)

蝉の抜け殻。


海鳴り(うみなり)

海上からひびいてくる遠雷のような音。


風花(かざはな)

晴れた日、風が吹き出す前などに、舞うように降る粉雪。


予言(かねごと)

あらかじめ言っておくこと。約束。


枯野(かれの)

草が枯れ、虫の声も途絶え、霜の降った荒涼たる冬の野。


眼窩(がんか)

眼球を入れる頭蓋骨のくぼみを指す。


寒雷(かんらい)

冬に発生する雷。


寒露(かんろ)

二十四節気の一つで、十月八日ごろ。露が寒気によって凍る手前の時期で、秋冷が身にしみる日が多くなる。


野分(のわき)

「台風」の古称。野の草木を分けて吹き荒れることから。


希求(ききゅう)

強く願い求めること。


午睡(ごすい)

昼寝をすること。


霜花(しもばな)

寒い冬の朝に、窓ガラスにできる氷の花模様。


星霜(せいそう)

星は1年に天を1周し、霜は毎年降るところから、歳月のこと。


蝉時雨(せみしぐれ)

たくさんの蝉が、あちらこちらで盛んに鳴くようすを時雨にたとえた言葉。


霜降(そうこう)

二十四節気の一つで、十月二十三日ごろ。秋も深まり、朝、しばしば霜が降るなど、冬の到来が近いことを知らせる。


玉響(たまゆら)

少しの間。ほんのしばらく。


白露(はくろ)

二十四節気の一つで、九月八日ごろ。草木の葉に秋の到来を告げる白露が宿るという意味。実際には、まだ残暑が厳しい。


花曇(はなぐもり)

桜の咲く季節に、空一面が薄ぼんやりと曇り、景色がけむってのどかに見えること。


散ぐ(ほほろぐ)

かたまりをほぐし崩す。バラバラにする。


短夜(みじかよ)

短い夏の夜。


雪間(ゆきま)

雪が降りやんでいる時。雪の晴れ間。雪が融け、所々に現れる地表のこと。雪の降っている中。雪の降り積もった中。


夜長(よなが)

日が早く落ち、夜が長くなったと感じられること。



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